本業を続けながら、新しい事業の柱を立てたい。そう考える経営者は多いものの、実際に形にできる人は多くありません。

今回紹介するのは、株式会社ミアキスとして自社ブランドのネットショップを運営する髙橋たくやさんです。未経験からWeb制作を学び、入会から9ヶ月で累計約700万円を売り上げました。Web制作の収入ができたことで、物販の本業にも余裕を持って向き合えるようになったといいます。

本記事は、アセントウェブの関連会社が運営するWeb制作スクール「コードスルー」の受講生インタビューをもとに構成しています。記載の数値はインタビュー時点の個人の成果であり、同様の成果を保証するものではありません。

広告費がかさみ、年単位では赤字になることもあった

たくやさんは、法人として自社ブランドのネットショップを5年間運営してきました。利益は出ていたものの、売上を伸ばすための広告費が年々増え、利益を圧迫していたそうです。

「月によっては黒字でも、年単位で見ると赤字に陥ることもありました。常に資金繰りのことで頭を悩ませていました」

空いた時間にはフードデリバリーの配達もしていましたが、体力的にも時間的にも厳しい状態が続きます。ネットショップ一本でこの先も食べていけるのか、という不安を抱えていました。

2本目の柱としてWeb制作を選んだ

新しい収入源をつくりたいと考えたたくやさんは、2025年5月にコードスルーに入会しました。趣味は海外旅行で、8年前には世界一周も経験しています。未知の土地で道を切り開いた経験が、新しい挑戦の原動力になったそうです。

入会後は「短期間で必ず成果を出す」と決め、食事と睡眠以外の時間をほぼすべてWeb制作の学習と実践にあてました。毎日欠かさず日報を出し、その日の学びを言葉にして振り返ることも続けました。

営業開始から9月25日までで170万円

2025年6月に本格的に営業を始めると、初月に8万円の案件を受注しました。その後の売上は次のとおりです。

月売上
2025年6月8万円
2025年7月42万円
2025年8月25万円
2025年9月(25日時点)95万円
合計170万円

たくやさんが成果の決め手に挙げたのは、営業面談の添削でした。

「細かな言い回しや提案の順序や構成といった点を的確に指摘していただきました。この指導のおかげで、お客様への提案の質が格段に向上し、面談の精度が飛躍的に高まりました」

売上が落ちた月に気づいた「営業を止めない」大切さ

その後も受注は続き、2025年12月には月の売上が約164万円と過去最高を記録しました。ただ、順調な時期ばかりではありません。11月は約13万円まで落ち込んでいます。

原因ははっきりしていました。目の前の案件の実装に追われ、次の仕事につながる営業を止めてしまったことです。

「そこで腐らずに目の前の案件を丁寧に、感動いただけるレベルで納品し切りました。結果、その実績と評価が次の大きな受注に繋がり、12月のV字回復を実現することができました」

継続して案件を取るために、営業の窓口も広げました。オンラインでは外部のマッチングサービスを活用し、オフラインでは地域の商工会の会報誌にも掲載してもらったそうです。入会から9ヶ月で、売上は累計約700万円に達しました。

インタビューの様子は、動画でもご覧いただけます。

https://youtu.be/KtsPavC-g7I

Web制作の柱ができて、本業にも余裕が生まれた

Web制作の収入が安定してきたことで、たくやさんの働き方は大きく変わりました。

「以前は自営業ということもあり、常にお金のやりくりに対する不安やストレスがつきまとっていました。ですが、Web制作で収入の柱が太くなり、安定し始めたことで、精神的な余裕が全く変わりました」

フードデリバリーの配達はやめ、物販の本業にも余裕を持って取り組めるようになりました。将来は、身につけたWebのスキルを自社のネットショップに還元したいと考えています。たとえば新商品のクラウドファンディングで、自分で作ったランディングページで成果を出すことが目標です。

営業力が、もともとの資格を生かす道も開いた

活動を1年ほど続けるなかで、思わぬ広がりもありました。知り合ったクライアントから、たくやさんがもともと持っていた建築士の資格を生かして、正社員として関わってほしいという話をもらったのです。現在は週に1回の定期出社で、そのクライアントの事業により深く関わっています。

Webのスキルと営業力が身についたことで、クライアントの事業に深く入り込めるようになりました。そのうえで、自分がもともと持っていた強みを正しく伝え、生かせるようになったことが大きかったといいます。

この事例から分かること

  • 本業がある経営者でも、Web制作は2本目の事業の柱になりうる
  • 成果を分けたのは制作スキルだけでなく、面談での提案の質と、営業を止めない仕組みだった
  • 新しい事業で身につけた営業力は、本業や自分がもともと持っている資格の生かし方にも広がる

たくやさんは最後に、次のように話してくれました。

「私自身の経験から断言できるのは、楽して簡単に稼げることなど絶対にあり得ないということです」

そのうえで、小手先のテクニックではなく、市場価値を高める本質的なスキルを身につけたい人に向いている環境だと話していました。

アセントウェブでは、Web制作とWeb集客の支援を通じて、事業の柱を増やしたい経営者をサポートしています。自社のWeb活用について相談したい方は、お気軽にお問い合わせください。

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